「ヒットマン リサージェンス」エージェントジュンから進化したポイントとは?魅力を紹介

映画

2025年6月13日公開「ヒットマン リサージェンス」を鑑賞したのでご紹介する。なぜおすすめしたいかと言うと隠れた名作であるからだ。

ヒットマンは元々、前作「ヒットマンエージェント:ジュン」が2020年に公開された。ストーリーをざっくり紹介すると、幼い頃漫画家に憧れていたが、その夢を奪われ暗殺要員として国に飼われ大人になって死を装い脱走したジュンがいた。

ジュンは誰にも気づかれないところで漫画家となり、結婚して子どもを養っていた。ところが、漫画家としては成功せずどうするか途方に暮れたジュンは、自分の過去を漫画にすることを思いつく。それは、暗殺要員として働いていた頃の実際の場面であった。

その漫画が瞬く間にヒットし、売れると共に実際の敵だった組織に知れ渡ってしまう。再び命を狙われたジュンは家族を守れるのか?

・ヒットマンの魅力

現実の世界を漫画に漫画の世界を現実にすることに成功したヒットマンはコメディ系の軽やかなリズムとドラマ要素を兼ね備えている上にアクションもしっかりある隠れた名作だ!

筆者の評価はとても高いのだが、いかんせん認知度が低い。韓国の映画ということもあってか、日本での宣伝がうまくいっていないように思う。

これだけ面白い要素が詰まっているのにイオンシネマでしか上映しないところも知る人ぞ知る名作と言えるだろう。

後半にかけてストーリーが一気に盛り上がり、登場人物の個性が強くて2部作合わせてぜひ観てほしい作品だ!

・前作から進化したポイント

前作は現実の世界を漫画に落とし込んで物語が進むが、今作は漫画の世界が現実になる逆を行く展開にしたかったと作者の意図が読み取れる。

また、コメディ要素が一新されより軽やかに楽しいと終始飽きさせない映画に惹きつける仕上がりになっている。

娘との関係もよく表現され親子愛を感じる作品となっており、家族のために努力しているお父さんに成長している点も評価できる。

・筆者の思い

海外作品の認知度がもっとあがるように映画館も工夫をしてほしい。そして、映画を鑑賞するだけでは終わらないテクノロジーの進歩を期待している。

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