2025年1月10日 公開の映画「孤独のグルメ」を見てきました。
「それにしても、腹が減った・・・」このくだりで料理の食レポへと入るお決まりのパターンが何回も見れる長編映画となった。上映時間2時間にしての飯テロは上映中何か食べ物が欲しくなるほどだ。
五郎がクライアントから「昔食べたおふくろが作ったスープを食べたい」と要望を受け、親切にも探して回る趣旨だ。食材を求めて遭難したり韓国まで行くことになったりと波乱に満ちた展開となることに目が離せない仕上がりとなっている。
五郎のように輸入雑貨屋として働く傍ら、空いた時間で趣味に没頭できる個人事業主としての働き方に憧れている人も多いのではないだろうか。これからの時代受け入れられる働き方であるし、そうして働けるように筆者も努力していくつもりだ。
しかし、それもクライアントの要望に答えられてこそ仕事があるものだ。今回の五郎のような姿勢も見習うべきところかもしれない。
ここで紹介するもう一つの作品は、
「九十歳。何がめでたい」である。この作品との共通点は見終わったあとのテンションだ。上映中はテンションが変わることなく一定のテンポで進んでいく展開に所々、日常を感じているのが大きな特徴だ。この作品は、作家として人生を過ごしてきた九十歳のおばあちゃんがもう書かないと決めていたのに編集者にゴリ押しされて書いてしまうことになり、結果として大ヒットする老後エンターテイメントだ。老後をどう過ごすか誰にでも訪れるテーマに仕事という解決策を提示してくれる作品であった。
仕事を通して人間は生きるのであり、そこはいつの時代も変わらないものだと1つの普遍を見つけることができた発見もあった。
2025年は60本以上映画を見れる年になりますように。
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