今回紹介する2作の新作映画の共通点はアニメーション映画である。2作の映画の見どころが面白そうだと思ったらぜひ映画館に足を運んでほしい。
・今回紹介する新作アニメーション映画1作目
2025年1月17日公開「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」(以下、劇場版ミク)
この映画はスマホゲーム『プロジェクトセカイカラフルステージfeat.初音ミク』が原作のキャラクターが登場する映画だ。
歌の届け方がわからないミクが登場してそれぞれの想いの届け方を知るところから始まる。歌の届け方がわからないミクは絶望してしまった人の心を支えたいと思い歌うが、絶望の波に飲まれてしまう。
そこからどうやってミクを助け出すのか。歌の届け方がわからないミクの想いを届けることができるのか。それぞれのセカイの登場人物が織りなす物語は必見だ!
序盤からところどころでボーカロイドの曲の場面があるが、後半になるにつれて音楽ライブのシーンが多くなる。したがって、普通の映画の内容だけでなくライブの盛大な高揚感も味わえる。上映中の映画では唯一無二の体験を味わうことができる。
上映方式は声出しNGの通常上映と声出しOKの通常上映があるので、初音ミクやボーカロイドのファンだという人はぜひ応援上映で鑑賞して欲しい。
また、筆者は今作で初めて初音ミクの音楽を聴いたのだが普段の曲のリストに入れてもいいと思うくらいクオリティが高かった。
ボーカロイドのハードルが下がってよかった印象だ!
また、今作を見てボーカロイドに興味を持ち、初音ミクのスマホゲームをインストールする気になり、現在カラフルステージにどハマりしている!!
・評判まとめ
平日に鑑賞したのだが、観客は時間帯もあってパラパラしかいなかったが若い世代や家族連れで来ている印象だった。
他人のレビューも一部あげておこう。
『この映画は、ココロの”闇”に取り込まれた人々に歌の力が届かなくなって、歌えなくなった初音ミクを、異なる「セカイ」にいるバーチャルシンガーたちが救う物語だ。』
『それぞれのグループの良さをふんだんに表してくれているのでプロセカ好きなら間違いないでしょう。上映前後の演出も凝っていて素晴らしかった。』
『頑張っている人に向けたメッセージ性の強い内容でした!』
などなど・・・
ぜひ本編を楽しみにしてください!
・紹介する新作アニメーション映画2作目
2025年2月7日公開「野生の島のロズ」
この映画のいいところは上映スタイルが豊富なことだ。109シネマズだけでも、2D、IMAX、4DX、ScreenX、ULTRA 4DX、Dolby Atmosがある。筆者はScreenXにて鑑賞したのだが3画面で見た時の自然の迫力がすごかったのを覚えている。
ロボットと野生の相容れぬところを舞台にした本作。ドリームワークスらしい映画の内容でドリームワークスが作った映画は本当にハズレがないので今作も上映最初にどレームワークスの映像が流れた時は期待度が格段に上がった。
本編を鑑賞して映画でしか描けない世界観であり、アニメーションなのか現実の写真なのか見分けがつかぬほどの始まり方に驚かされた。
雁を育てるロボットのロズのわからないところから始めることが心に響いた。そういったことを大切に挑戦をやめない人間になろうと思う。
心が動く瞬間がたくさんあり、胸が熱くなること間違いなしだ。親子の成長を描いているので家族連れにもおすすめの映画だ!
・評判まとめ
『人間をアシストするというプログラムだけをインストールされたロズが、キラリとの出会いにより”生”を目の当たりにしたことで徐々に心が芽生えはじめる。大傑作でした。』
『無機物なロボットが愛を知り野生のロボットへと変化する過程の描き方がとても丁寧で島の映像もとにかく綺麗!』
『絶望的な状況でも「美しい」と感じるのが不思議だったよ〜』
他、高評価レビュー多数。
・映画の効果
映画を見ることで教養が得られて人生が豊かになる効果があるのは周知の事実だろう。映画とは、日々できないことのフラストレーションの発散であり、生きるための基本的欲求である。
アニメーション映画も例外ではない。たまにはアニメーション映画を見て気分を、入れ替えるのもリフレッシュになるだろう。
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