映画を見る決めては知らない世界を経験できること。体験は人間の成長に欠かせないもので本能的に必要なものとして求める。だから、ドラマや映画は人生に切っても切り離せないものであり、我々の生活に密着している。ゆえに、私たちは映画を見ているのが映画を見る理由だ。
さあ、今週も映画を2作紹介していこう。
・1作目はセプテンバー5
2025年2月14日公開「セプテンバー5」こちらは実話をもとにしたオリンピック選手村で起きた人質殺人事件の実況風景描写である。
オリンピックのイスラエル人の選挙村が人質に取られ、結果として11人死亡する悲惨な事件はテレビ中継されて9億人が見ていた。概要はこんな印象だ。テレビ局のどう放送するかのシーンが大半で実際のテロリズムの雰囲気はあまり感じられなかったのだが、テレビ局の慌ただしさを表現しているのが映画の見どころなのだろう。
シリアスな映画でこれを目当てに見るというよりは買い物ついでに見にきたぐらいの気持ちがいいと思う。
・評判まとめ
・映像規制や人的配慮など報道の在り方について問いかける作品。いち早く情報を届けるか、事実確認を優先するか、メディアクルーの葛藤やピリピリとした緊張感が生々しく伝わってくる。激しい銃撃戦の描写などがほとんどないにも関わらず、心の何処かに恐怖を感じてしまう。
・最近『ショウタイムセブン』、『テロ、ライブ』というテロ事件の生中継を扱った映画を相次いで観ました。
その中でも、『Sptember5』は当時の雰囲気と相まって、実話が持つ歴史的な重みが半端なく迫ってきます。
・2作目は「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」
2025年2月21日公開「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」は筆者史上初体験の劇場参加型映画だった。最近、音楽系の映画をよく見ているが、この映画は観客が上映中にスマホで投票して勝者を決める新しいスタイルの映画だった。
勝者ごとに展開が変わるので何十通りものラップを楽しめ、ラストも7通りあるため何度でも映画館に足を運んで楽しむことができるのが魅力的だ!
これからの映画の新たなスタイルを作ってしまったヒプノシスマイク方式を取り入れる映画が今後登場して欲しい期待もありつつ、他の可能性も模索していってもらいたい。
・評判まとめ
・キャラクターのイラストと曲だけで始まったこのコンテンツ、大画面でキャラクターがイキイキと動きイケすぎの新曲ラップを披露してくれるなんて観に行って良かったしかない。
・インタラクティブ上映が斬新過ぎて、楽しかった!!
・勢力同士でラップバトルをしていくだけなのでストーリーらしいストーリーはぶっちゃけなく、ライブを見にいく感覚の方が強い。キャラクターの相関図や背景がわかっている方がいいかもしれない。ヒプマイをあまり知らなくても体験として面白いのでぜひ劇場で投票してみてほしい。
コメント