「この夏の星を見る」天体青春まっしぐら!

映画

2025年7月4日公開辻村深月原作「この夏の星を見る」を鑑賞したのでレビューを紹介する。

原作小説を読んでから視聴していたためストーリーは知っていたのだが、映画で観てより理解の深まった感覚を覚えた。見方の話だが、前回映画を観てから小説を読んだ方がいいと言ったが、撤回する。やはり、他の意見と同じように小説を読んでから映画を観た方がいいと気づいた。なぜなら、小説を読んでから映画を観た方が行動を予見できて観察力が上がるからである。

通常、観察力とは行動を思い返して推理観察して気づきを得ることであるが、行動のストーリーが小説を読んで頭に入っていることで行動を思い返して推理することが映像を見ることでできるようになるからである。調べても出てこないが、筆者が独自に編み出した観察力の磨き方である。

今後、こういった視点から映画で観察できた点をレビューしていこうと思う。

さて、前置きが長くなったがこの映画の素晴らしいところは天体に情熱を注いだ青春ストーリーであり、その映像美である。キャストは見事に普通の中高生を演じており、興味本位で行動できてしまう若さに魅了された。

五島列島の展望台からの星の観察映像はとても綺麗で、まるでプラネタリウムでも観ているかのような気分だった。

筆者自身、中学最初の部活は理科部だったこともあり、サイエンスに興味があって入部した。夏の合宿では天体観測がメインで行われ、大自然の中の星空の素晴らしさはよく心得ている。言葉を失うほどの迫力の星空を観測できる。

主題歌は劇中の音楽をnakamuraが手がけ、主題歌の「灯星」はヨルシカのボーカルsuisとの共作。

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