2025年9月19日公開「ひゃくえむ。」あの「チ。地球の運動について」の漫画家 魚豊の処女作が世界陸上の東京開催の中、劇場公開されることとなった。
この商業戦略にすごいなと思ったのは私だけだろうか?
「この世界には簡単なルールがある。100メートルを誰よりも早く走ることで全てのことは解決する」このセリフを小学生の頃、小宮に伝えたトガシはその頃誰よりも早い小学生だった。そんなトガシのセリフに心を動かされた小宮は現実逃避のために走っていた日々から本気で早く走るために練習を始める。
小宮は100m走に人生を捧げることを決意して全てを走ることに注いできた。そんな小宮に高校の全国大会でトガシは負けてしまう。
それから10年後、2人はまた出会うことになり・・・。
100m走に人生を捧げることの考え方が登場人物ごとに異なっており、それが独特だった。
現実逃避のために走る海棠や、人のために走るトガシ、100mの記録を出すために走る小宮など人によって答えの出し方は様々で、走ることで答えを出すという姿勢に尊敬した。
世界陸上のワクワクと感動と共に「ひゃくえむ。」をぜひ味わっていただけたらなと思う。
そして、1人でも多く陸上競技選手が増え、日本が活躍できることを望んでいる。
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