結局胃カメラとバリウム検査どっちを受ければいいの?
結論は胃カメラ検査を受ければ十分です。胃カメラもバリウム検査どちらも胃がんを発見するための検査なのですが、精度に差があります。胃カメラは胃の内壁をカメラを通して見る検査なので細かい病変を医師の技量があれば発見することができます。一方、バリウム検査はバリウム薬剤を飲んで胃の内壁に付着したバリウムと胃内の空気によって病変を探す検査になります。
バリウム検査は胃レントゲンとも呼ばれ、医師が読影の際、参考にはなるのですが、精密検査が必要な場合は胃カメラをすることになります。
そのため、最初から胃カメラをやっておけば病変を発見できる確率も高まり、無駄な費用を払わずに検査を完了することができるので胃カメラのみでいいと判断できます。
35歳以上になると胃の健康診断は必須なので、定期的に検査を受けることがあると思うので覚えておいてください。
どうして2つあるの?
胃カメラとバリウム検査2つある理由は、胃カメラが新しく開発された医療技術だからです。胃カメラが開発されるまではバリウム検査のみでした。しかし、バリウム検査はバリウム薬剤を飲んで胃にかかる負担が大きく中には副作用が出てしまう人もいます。そこで、テクノロジーが進歩して小さいカメラで高精度の映像が見れるようになって胃カメラが主流になってきました。そのため、現在では胃カメラとバリウム検査を両方やって受診者数を稼ぐという検査機関が主流です。
お金も絡んできますから、検査数が多いに越したことはないのです。
胃カメラに比べてバリウム検査の方が時間内で多くの受診者を検査できる利点もあります。
また、医療従事者の中には、バリウム検査を先にやって精密検査を胃カメラでやればいいという意見の人もいます。しかし、受診者の負担を考えると胃カメラの方がいいという意見が多いことから今後の方針としてはバリウム検査を縮小して胃カメラを増やしていくのが業界の方向性です。10年後はバリウム検査は過去のものになっているかもしれません。
胃カメラとバリウム検査の好みで決める
胃カメラは鼻もしくは口から管を入れて胃の内壁を見る検査になります。ベッドの上で寝ているだけで大丈夫です。
バリウム検査はバリウム薬剤を飲んで装置の上で寝て、放射線技師の指示に従って回ったり姿勢を動かしたりする大掛かりな検査になります。検査後、大量の水を下剤と一緒に飲みます。数時間後、バリウム薬剤が白い便として身体から出てきます。
また、バリウム検査は胃カメラに比べて施設にもよりますが、5000円ほど安いことが多いです。検査予約もバリウムの方が取りやすいです。クリニックだと胃カメラのみが主流です。
以上を踏まえて、どちらの方が自分に合っているか見極めて検査を受けるか検討してください。
まとめ
年に1度の健康診断に高い費用を払ってまで検査をしてもらうのだから、正確に検査して欲しい。35歳以上でストレスが多いから胃に異常が出ていなか検査したい。どちらの検査を選べばよいかわからない。そういった人はぜひ、胃カメラを選択してください。1回の検査ではっきり結果が出て悩みも解決するに違いありません。
健康診断を受けることで、健康な生涯を自分で投資して手に入れられる。そうすれば、趣味にお金を惜しみなく使えて仕事も充実したものになり1つのステータスとなる。
定期的に健康診断を受けて健康な身体を維持しよう。
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